タッキーの決闘の記録

タッキーの遊戯王の記録

アニメ遊戯王VRAINS最終回後感想

こんばんは、タッキーです。

 

本日とうとうアニメVRAINSが最終回を迎えました。

というわけで2年半続いたVRAINSの感想をまとめたいと思います。

※盛大にネタバレをしますので、ネタバレNGな人は非推奨です。ご注意ください。

 

 

 

 

まずはじめに、いつも通りなら遊戯王のアニメは150話で3年続くパターンでした。

しかし大人の事情なのか今回は120話、2年半で最終回となりました。

打ち切りなのか、初めからそういう予定だったのか詳細な理由は分かりません。

しかし150話やると思って視聴していたので、どちらにせよ個人的には残念な流れでした。

とはいえしっかり作品として終わりまで描いてくれたのでそこはまだ良かったですね。

 

 

ということで内容の感想。

まず私は遊戯王のアニメはVRAINSと同時期の再放送の初代しか観ていないので他シリーズとの比較はほぼできないです。

その上での感想となります。

 

VRAINSはスピードデュエルとマスターデュエルの2パターンのデュエルが作中使い分けられていました。主にデュエルリンクスを意識した、プレイヤースキルを活かした少ない盤面のスピードデュエルと、OCGそのままのマスターデュエル。

序盤ではスピードデュエルばかりで早くマスターデュエルしろとずっと思っていましたが、Playmaker VS リボルバー戦で初めてマスターデュエルが行われたときは個人的に盛り上がりましたね。

デコード・トーカーの正面にはモンスターを召喚しないようにするプレイングや、リンクモンスターを素材にリンク召喚するなど、リンク召喚による新たな戦略の幅の広がりを描写していた点も評価しています。

ですが1年目の盛り上がり所と言えばやはり・・・

 

 

 

 

 

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「底知れぬ絶望の淵へ沈め!!」

 

 

やはりミラーフォースの一連のやり取りでしょうwww

謎のカードによって攻撃時にモンスターが全滅したから、視聴者は誰もがミラーフォースなのではないか?と考えた中、引っ張るだけ引っ張っておいて蓋を開けたら本当に

ミラーフォースだったのは最高に笑いましたwwwwwwwwww

しかも半端ない過剰演出wwwww

面白すぎでしたwww

しかし本当にすごいのはGo鬼塚がミラーフォースで全滅したにも関わらずに剛鬼のフル展開をし直すという半端ないソリティアムーブをするということですねwwww

そのときのデュエルでは剛鬼再戦とスープレックスを3枚使いきるほどでした。

さすが2018年WCS覇者www

 

しかしミラーフォースの猛攻はそれだけに留まらず1年目最終デュエルのPlaymaker VS リボルバー戦でもミラーフォースによる超高度な駆け引きが行われましたね。

まさかミラーフォースランチャーなどという専用サポートが登場するなんて思いもよりませんでしたwww

 

ですがミラーフォースだけがすごいだけではありませんでした。

そのデュエルでは最終的にリボルバーのEXリンクを利用してPlaymakerもリンクを繋げ、まさかかの青枠9体によるEXリンクを成し遂げました!!!!!

どこかのタイミングでEXリンクは来るとは思ってましたが、まさかお互いの盤面で繋げあうとは思いませんでした。

 

こうして1年目でハノイの騎士とPlaymakerとの決着が着きました。

そして2年目にして満を持して他の5人のイグニスが登場!!

そしてリンクマジックの登場!!!!!

加えて儀式、融合、シンクロ、エクシーズという他の召喚方法も交えたより熱いデュエルが繰り広げらる展開へ!!!!

やはり既存の召喚方法を使用してくるのはとても熱くて良いですよね。

さらに、1年目では出きらなかったコード・トーカーリンク最後のメンバー、水属性のシューティングコード・トーカー含めOPで全員集合したのはめっちゃ胸熱でした。

単純に盛り上がる要素が多いだけでなくデュエルの中身も非常に濃かったです。

とにかくあらゆるデュエリストがリンク1からソリティアを繰り広げる連続リンク召喚の応酬がすさまじかったですね。

特に、

 

 

ラ イ ト ニ ン グ   V S   ス ペ ク タ ー 戦 

 

 

 

 

ソリティアソリティアで返すOCGプレイヤーもドン引きの展開。

終いにはEXリンクを用いて自分の盤面を青枠7体で埋める究極展開をやってしまいましたwwwww

もうやりたい放題ですねwww

何よりスペクターの顔芸も相まって屈しの名デュエルだと思ってますwww

 

前後しますが、またしてもリボルバー様が魔法の筒や王宮の勅命といった古参カードを使いはじめ観てる側もだんだん楽しくなってきましたねwww最終的にはマインドクラッシュにまで手を染める辺り容赦のなさがすごいですわwww

 

2年目最終デュエルでは予想通りリンク5の登場で幕を引きましたね。

ロスト事件など多くのことに決着が着き最終シーズンへと高まりが止まらない状態でした。

 

 

3年目にしてとうとうAiの人間化、そして敵対という展開へ。

 リボルバー VS Soulburner や Playmaker VS Ai のデュエルは目が離せないクライマックスに相応しい激闘でした。

 

 

 

 

結局総評としては、VRAINSは、

 

デュエルが非常に良かった!!

 

これが一番の感想ですね。

OCGプレイヤーから見ても非常にテンションの上がるプレイングや使用カード、展開にいつもワクワクしていました。

監督の意向もあってリミットレギュレーションにできる限りあわせていましたし、無限泡影マルチフェイカーや、ガゼル1枚からのテンプレムーブ、上述のミラーフォース筒勅命マイクラなどはとても盛り上がりました。

やはりTCGアニメである以上デュエルが面白いというのはとても大切ですね。

加えてスペクターやロボッピの顔芸も、きっと歴代の方たちには及ばないのだろうけど、非常に楽しめましたwwwwwwwwwwwwwwwwwやはり遊戯王は顔芸なのかwwwwwwwwwwwww

 

もちろんダメな要素も結構ありました。ネオストームアクセスというご都合主義なプレイヤースキルや、Go鬼塚が堕ちた後あっさり復帰したこと、遊作と葵という主人公とヒロインの絡みのなさは結構マイナス点でした。

そして、個人的には3年目には草薙さんの弟・仁さんと、葵の親友・美優ちゃんが意識を取り戻した後、デュエリストとしてPlaymaker達と合流し、諸悪の根源であるSOLtechnology社と全面対決するとい展開を期待していたので、そこの2人が何もなかったこと、SOLが全くお咎めなし的な感じだったのはストーリー展開的に残念でした。

 

正直最終回までPlaymakerがAiにどんな言葉で説得をするのかとても気になっていました。

ハノイの騎士への復讐を遂げ、ロスト事件の全容を解明し、イグニスの全容が明らかになって、助けるべき人を助けたことでぶっちゃけ遊作自身は目的を全て達成してしまいました。次にすべきことも見つからない中、Aiの敵対が起こりました。

そんな宙ぶらりんな状態の遊作が果たして、悲しみの中にいるAiにどんな言葉を語るのか、そこに説得力ある言葉が紡がれるのか疑問だったのです。

そして最終回のPlaymakerの言葉に打ちひしがれました。

あらゆることを成し遂げた人間だからこそ出た答えが、人生に答えはないということ。

この言葉にこれまでの遊作の人生がよく詰まっていると思います。

出会うだけでなく、別れることもある人生だからこそ強くなるということにおいて、Playmakerは非常に説得力のある存在だと思います。

結局2人は本気でぶつかり合うしかなく、悲しい終わりでした。

 

しかしこの先も遊作/Playmakerは答えのない人生を生きていきます。でもそれは宙ぶらりんではない、強い人生なんだと思います。

別れてもまた出会いを繰り返し、強さを重ねて強く生きる、そんなPlaymakerの姿が目に浮かびます。

 

長くなりましたが、最終回までとても楽しめました。

2年半VRAINSを観てきて本当に良かったです。

作ったスタッフのみなさん本当にお疲れさまでした。

VRAINSという作品を生んでくださってありがとうございます。