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サブテラー基本編②汎用枠

こんばんは、タッキーです。

今回はサブテラーに採用される汎用カードをまとめようと思います。

 

 

・サブテラー関係なく採用される札

うらら、G、うさぎ、ヴェーラー、クロウ、ズメイ、テラフォ、羽根帚、無限泡影、神宣、神警、神通など

 

サブテラーにおいて、閃刀姫にはファンタズメイを入れられない、といった構築上の制限は基本的にありません。またライフコストを払うギミックもないため、上記の汎用札は他のデッキと同じように採用することが可能です。

反面転生炎獣における、サンライトウルフでうららをサルベージ、といった固有の活かし方が別段あるわけでもないのでそこも含めて他のデッキと同じです。

 

 

・サブテラーだからこそ採用しやすい札

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通常魔法 カードテキスト ①:自分メインフェイズ1開始時に、自分のEXデッキの裏側表示のカード3枚または6枚をランダムに裏側表示で除外して発動できる。除外したカード3枚につき1枚、自分はデッキからドローする。このカードの発動後、ターン終了時まで自分はカードの効果でドローできない。

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通常魔法 カードテキスト このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、このカードを発動するターン、自分はモンスターを特殊召喚できない。①:自分のデッキの上からカードを3枚めくり、その中から1枚を選んで手札に加え、その後残りのカードをデッキに戻す。




前回の記事でサブテラーハッピーセットについて解説いたしました。サブテラーの基本ギミックはシャンバラ導師妖魔の流れで布陣を築くことにあります。逆に言うと他のことはほぼしないで済みます。つまり、EXデッキにも触らないし、ssもほぼしないということです。

そのため、強金も強謙もガン投できます。実際この2種類は最大数採用されているレシピしか見たことがありません。なぜならこのデッキは如何にシャンバラを握れるかにかかっているからです。そのためにはドロソ、サーチカードはとても重要なのです。最悪シャンバラはなくても導師にアクセスできれば何とかなります。なのでこの2種類を同時に採用しても差し支えないのです。リグリアードも採用されてはいますが、毎デュエル必ず使うわけではないのでプレイングで何とかできます。

 

 

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永続罠 カードテキスト ①:このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、お互いのフィールドにそれぞれ1体しか同じ種族のモンスターは表側表示で存在できない。お互いのプレイヤーは自身のフィールドに同じ種族のモンスターが2体以上存在する場合には、同じ種族のモンスターが1体になるように墓地へ送らなければならない。

サブテラーを組む上での強みの一つがこのカードを採用できることです。サブテラーは全員地属性ですが、種族はバラバラなカテゴリーです。特にテンプレ枠で採用されている導師、妖魔、射手、リグリアードは綺麗に全員別種族です。(ドラゴン、魔法使い、天使、爬虫類)なので自分はこのカードの影響を受けることなく相手の展開を一方的に阻害できます。トロイメアEXリンクが流行っていた時期の御前試合と意味合いは同じです。2019年中の環境であれば、サラマン、サンドラ、オルガ、オルフェ、ドラリンなど多くのデッキに刺さります。閃刀姫がこのカードを採用し始めたのもサブテラーで採用されているのに注目したからなのでないかと個人的には思っています。

 

 

これらから分かることはサブテラーは基本ギミックがメインデッキのカードで完結していて且つssを必要としないため、メタビのような立ち居振る舞いができるということです。こういった要素を活かして周りの採用札を固めていくのが大事ですね。

 

 

 

 

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速攻魔法 カードテキスト このカードの発動に対して魔法・罠・モンスターの効果は発動できない。①:手札を1枚捨てて発動できる。自分・相手フィールドから、融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。

サブテラーは基本的にシンクロ、エクシーズ、リンクしません。なのでEXデッキは持て余します。それならメタるために使えばいいじゃないか。ということで他のデッキではあまり融合体に枠を割けないけど、サブテラーなら10枚以上融合体で枠を使えます。

強金で除外されることを込みで考えても複数積みが可能な範囲なので共存は問題なくできます。

2019年環境では

ヴァイオレットキマイラ:vs転生炎獣

ラゴスタペリア:vsサンダードラゴン

スターヴ・ヴェノム・フージョン・ドラゴン:vsオルフェゴール、ドラゴンリンクなど

沼地のドロゴン:サブテラー、条件を満たしたら誰でも

この辺りが非常に有効です。特にドロゴンは最悪自分のサブテラーを食って出すことでワンショットに繋げるなどの行為もできるので単なるメタカード以上の働きも可能です。

周りの環境次第では他にも超融合候補はかなりありますので臨機応変に変えるのがいいでしょう。

ただしサブテラーは手札コストを払うカードは極力使いたくないのでそこは注意しましょう。

 

 

 

 

 

・サブテラーで採用することで他のデッキ以上に活かせるカード

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永続罠 カードテキスト ①:このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、お互いにモンスターを特殊召喚できない。②:デッキまたはフィールドから自分の墓地へカードが送られた場合に発動する。このカードを破壊する。

一見万別とそこまで差がないように見えますが、サブテラーにとってこのカードは決定的に差があります。

それは、シャンバラ導師妖魔射手決戦のギミックが揃うと場からカードが墓地に行かずにずっと妨害できるということです。

そう、妖魔の手札誘発、導師のサーチ裏にする効果、射手のデッキバウンス効果、シャンバラの攻撃無効、決戦の再セット効果、これらは全て虚無の制約をすり抜けます。

つまり虚無をずっと維持できるのです。

ぶっちゃけやってることは全盛期の武神と全く一緒です。

制限カードなので引ければアド程度の運用しかできませんが、サブテラーの虚無は他のデッキとは一線を画すレベルで強力です。単純に妖魔で虚無を守れるというだけでもおかしいのに他にも妨害があるというのは相当おかしいです。

なのでサブテラーの虚無はヤバいです。

 

 

 

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永続罠 カードテキスト ①:相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。そのモンスターのコントロールを得る。そのモンスターは自分フィールドに存在する場合、攻撃できず、効果を発動できない。そのモンスターがフィールドから離れた時にこのカードは破壊される。

登場以降瞬く間に多くのデッキで妨害札として採用されてきました。非常に強力な反面トロイメアフェニックスや羽根帚で返却しなければいけないという事態も多いと思います。しかしサブテラーにはそんなもの関係ありません。

なぜなら完全にNTRるからです!!

大捕り物という永続カードでコントロール奪取したモンスターは一度裏守備になったあと表になると、永続カードとの関係が消え完全コントロール奪取状態になるというルールなのです。つまりその時点で攻撃も効果の発動もし放題です。

この動きは虚無と同じか時にはそれ以上に強力となります。

もちろん裏守備にできないリンクモンスターやトークン相手ではこのようなことはできませんが、超雷やメリュシークをパクったときは恐ろしいことこの上ないです。

 

上記2枚は数あるカードの中でも現環境下、群を抜いてサブテラーと相性がいいです。使う側としては気持ちいいことこの上ないですし、対戦する側としては他のデッキ以上に注意する必要があります。

 

 

 

以上がサブテラーの汎用枠になります。環境次第では他にも相性のいいカードが採用される可能性も十分あるかと思いますが、2019年環境で多く見られたカードは上記のカードが多かったです。弄れる枠は多い部類に入ると思いますので今後もメインサイドEXは柔軟に対応していくようにしたいですね。

 

サブテラーの基本的なことは前回と今回でおおむねまとめられたと思います。

次回からはやりたかった各デッキとの相性、プレイング、構築の変遷など個人的な目線での話を中心にやっていきたいと思います。

それでは読んでくれた方々ありがとうございます。

次回もよろしくお願いします。